2025年5月30日、萩生田光一氏(自民党政調会長・東京24区衆議院議員)が深田萌絵氏(ITジャーナリスト)を名誉毀損で刑事告発をし、八王子警察を巻き込んで、騒動になっていますね。

引用元:首相官邸ホームページ
2人の間で何があったのか。
この記事では、2人の騒動を時系列順にまとめていきます。
目次
事の発端(2022年12月)
きっかけは「売り込み失敗」

引用元:PHOTOHITO
- 2022年12月7日、深田萌絵氏は米国NSA元高官のリチャード・マーシャル博士の通訳として、萩生田氏との面会に同席
- 深田氏は自身の人脈や通訳スキルを萩生田氏にアピールしようとしたが、萩生田側は「15分程度の当たり障りのない話」で終了する塩対応
- この「売り込み失敗」が深田氏の怒りの原因とみられる
LGBT法案を巡る対立(2023年)
深田萌絵氏の猛烈な批判開始
- 2023年、LGBT法案を巡り深田氏が萩生田氏への激しい批判を開始
- SNSで「#ハギューダトライアングル」というハッシュタグを拡散
- 「トイレ内女児レイプ事件無視」「変態を守る男」など過激な表現で攻撃
- 私憤をLGBT法案批判に便乗させた形との指摘もある
法的措置の応酬(2024年)
深田氏が先制攻撃
- 2024年5月、深田萌絵氏が自民党を名誉毀損で提訴
- しかし判決は深田氏側の敗訴
選挙対立の激化(2025年5月)
深田氏が八王子から出馬表明
- 2025年5月、深田萌絵氏が八王子(東京24区)から次期衆議院選挙への無所属での立候補を表明
- これは萩生田光一氏の選挙区への直接的な挑戦となる
刑事告訴と選挙妨害疑惑(2025年5月29日)
萩生田氏側の反撃
- 萩生田光一事務所が深田萌絵氏を名誉毀損で刑事告訴したと発表
- 「昨年より度重なる誹謗中傷が続き、何度も警告したが止まなかった」と説明
- 告訴状の受理に数ヶ月を要したとも明かす
深田氏側の主張
- 深田氏は「選挙妨害」だと主張
- 八王子警察署から呼び出しを受けたことを公表
- 萩生田氏が警察を使って選挙妨害をしているとの疑惑を提起
5月30日時点の状況
双方の対立が最高潮に
- 萩生田事務所には「殺すぞ」などの脅迫電話が多数
- 深田氏支持者からの抗議活動も活発化
- 「萩生田光一議員からの脅しには屈しない!」として八王子駅前での集会も予定
- 政治家の言論統制vs一般市民の言論の自由という構図で議論が拡散
まとめ
萩生田氏側の主張
- 度重なる誹謗中傷に対する正当な法的措置
- 事実無根の情報拡散による名誉毀損
- 脅迫や嫌がらせへの毅然とした対応
深田氏側の主張
- 政治家による言論弾圧・選挙妨害
- 権力者による個人への圧力
- 正当な政治的批判への過剰反応